2011年06月17日
唐糸草 咲く
ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる
昔の人もやはり同じように感じたんでしょうか。
現代の歌にも、お暗き夜半を一人行けば〜〜一声いずこ鳴くほととぎす見返るひまに姿消えぬ

と あります。
その姿じっくり拝見したいものです!
唐糸草が咲き始めました。何とはなしに七夕様が思い浮かばれます。
独特の優雅な色あいのこの花を、お茶席で披露して下さった先生が思いだされます。
一番茶のこの時季というのに我社の売上は、風評被害をもろに受けているのか深刻な状態です。そんな中、若い社員さん達の元気には救われます。
県内のお客様には 変わらずにご愛顧下さって頂いておりますが、都会のお客様には静岡茶 と ひとくくりに受け止められているようです。先ゆきが不安ですが泣いてばかりもいられません。
川根茶の誇りと上質な内容を信じて 真摯に、心を込めて、明日からもお客様にお奨めして参りたいと思います。
Posted by 朝日園 at 21:27│Comments(5)
この記事へのコメント
不如帰の鳴声、記憶の彼方に忘れ去られてしまいました。お花のほととぎすは野山で見かけることが出来ますが限られた場所でしか見られなくなりました。風評被害で大変な事と思います。怒りを覚えますがーー、唐糸草ーー綺麗ですね。とても清々しく感じます。それにも増して「冷社」の文字を背にした女性の後姿に清々しい色気を感じます。
男ってごく女性のごく自然の姿に色気を感じたり、そんな振る舞いを好きになったり。若さと言うのは素晴らしいですね。
男ってごく女性のごく自然の姿に色気を感じたり、そんな振る舞いを好きになったり。若さと言うのは素晴らしいですね。
Posted by 駿河の剛速球 at 2011年06月18日 09:19
不如帰の鳴声って、トウキョウトッキョキョカキョク、と聞こえると言われてますが、ほんとにそう思います。
平安の頃の方も、その鳴き声でホトトギスと呼ぶようになったとか。私にはトウキョウ、、、のほうが納得ですが。
お花のほととぎすも大好きです。
幸せなことに、私の家から車で10分くらいの山中に山路の杜鵑の咲く場所があります。
秋になると毎年会いに行きます。
園芸種と思いますが琥珀上臈杜鵑を秋の茶席に活けた事がありました。
お客様にもお褒め頂き、自分も嬉しく、上手に育てて増やし、差し上げようとしたのですが、残念ながら失敗でした。
希少価値の高い花ほど育ちにくいですね。琥珀上臈杜鵑にはいまだに恋しております。
冷茶Tシャツの社員さん、良く似合ってますでしょ。
若さってほんとに素晴らしいですよね。
茶業もこの先どうなるのかわかりませんが簡単にギブアップしたくはありません。
しかし、生産農家、茶商、関連のもろもろの業者 みんなが死活問題です。
私達が怨むべきは、原発です。
みんな被害者です。
是非、脱原発を実現し、今まで原発開発に向けてきた資金や力を代替エネルギー開発に向けてほしいと、せつに願います。
平安の頃の方も、その鳴き声でホトトギスと呼ぶようになったとか。私にはトウキョウ、、、のほうが納得ですが。
お花のほととぎすも大好きです。
幸せなことに、私の家から車で10分くらいの山中に山路の杜鵑の咲く場所があります。
秋になると毎年会いに行きます。
園芸種と思いますが琥珀上臈杜鵑を秋の茶席に活けた事がありました。
お客様にもお褒め頂き、自分も嬉しく、上手に育てて増やし、差し上げようとしたのですが、残念ながら失敗でした。
希少価値の高い花ほど育ちにくいですね。琥珀上臈杜鵑にはいまだに恋しております。
冷茶Tシャツの社員さん、良く似合ってますでしょ。
若さってほんとに素晴らしいですよね。
茶業もこの先どうなるのかわかりませんが簡単にギブアップしたくはありません。
しかし、生産農家、茶商、関連のもろもろの業者 みんなが死活問題です。
私達が怨むべきは、原発です。
みんな被害者です。
是非、脱原発を実現し、今まで原発開発に向けてきた資金や力を代替エネルギー開発に向けてほしいと、せつに願います。
Posted by 朝日園 at 2011年06月18日 21:59
私はホトトギスの声をたぶん聞いた事がありません・・・と言うか知りません。
聞いたことがあるのかもしれませんが、これがホトトギスの声だ!と特定したことがないのですから聞いたkとがないのと同じですね。
高校の頃習った歌思い出しますね・・「おぐらきよわをひとりゆけば・・」
唐糸草、山野草とは思えないくらい華やかですね
どう活けるか、活け方を考えると興味が引かれます。
篭ですかねぇ~
聞いたことがあるのかもしれませんが、これがホトトギスの声だ!と特定したことがないのですから聞いたkとがないのと同じですね。
高校の頃習った歌思い出しますね・・「おぐらきよわをひとりゆけば・・」
唐糸草、山野草とは思えないくらい華やかですね
どう活けるか、活け方を考えると興味が引かれます。
篭ですかねぇ~
Posted by 宗昭
at 2011年06月18日 23:13

私も、これがホトギスの声だ!と教わった訳ではありません。例のトウキョウトッキョキョカキョクで判断してましたら、遊にご来店のお客様がホトトギスの鳴く声、何年ぶりかしら、と言われて、やはり間違い無しと断定した次第です。高校の頃習った歌思い出すでしょ。
唐糸草、たしか宗邦先生のお席だった気がしますが。
私が珍しく一人で吐月峰に行った時だったと思いますが。
竹一重切りだったと思います。
素敵だなあと感激したのに構図を覚えていません。
こんな事若い頃には無かったのにね
唐糸草、たしか宗邦先生のお席だった気がしますが。
私が珍しく一人で吐月峰に行った時だったと思いますが。
竹一重切りだったと思います。
素敵だなあと感激したのに構図を覚えていません。
こんな事若い頃には無かったのにね

Posted by 朝日園 at 2011年06月19日 10:54
日記を遡って見ましたら、2008年7月6日の宗邦先生のお席でした。
やはり私が珍しく一人で吐月峰に行った時です。
花入れは、しぼ竹二重切りでした。
お軸は和漢朗詠集より、七夕、しちせきと読む、でした。以遠半多と号す。五百機と自分で書きしるしてありますが。
茶尺は箱書きに雲の上の人となっています。
菓子器は永楽、お菓子は笹麩饅頭でした。
やはり七夕様でしたね。
いつの時も、宗邦先生のお茶席では感激し、我が身の未熟さを痛感し、さらなる精進を誓うのですが。
また吐月峰、行きましょう。
やはり私が珍しく一人で吐月峰に行った時です。
花入れは、しぼ竹二重切りでした。
お軸は和漢朗詠集より、七夕、しちせきと読む、でした。以遠半多と号す。五百機と自分で書きしるしてありますが。
茶尺は箱書きに雲の上の人となっています。
菓子器は永楽、お菓子は笹麩饅頭でした。
やはり七夕様でしたね。
いつの時も、宗邦先生のお茶席では感激し、我が身の未熟さを痛感し、さらなる精進を誓うのですが。
また吐月峰、行きましょう。
Posted by 朝日園 at 2011年06月19日 11:49