2011年07月11日
木槿咲く
木槿と言えば、随分昔、私がまだお茶も習っていなかった、昭和40年代始め頃、華道 小原流の静岡大会に連れてって頂いた時の事を思い出します。
竹一重切に木槿が活けてあり、投稿された俳句が披露されました。
ムグンファ 君 韓国に住み成して、と。
当の投稿した方も紹介されました。
無地の紗のお着物をお召しの50代くらいの静かな感じの女の方でした。
司会者が、ムグンファは韓国語で木槿のこと、 君とはご主人でしょうか、恋人でしょうか、と説明していました。
あの時代まだまだ差別が色濃くありましたが、その方の凜とした佇まいに、私には韓国が少し近くに感じられたのでした。
今でも忘れる事のできない、私の夏です。
今年のお正月に亡くなった母の実家の茨城から、母の物という華道のお免状が届きました。
この度の3.11の地震で家を改築するにあたり、母や先祖ゆかりの品々が出てきたらしいのです。
主人の姉と一緒に母の仏前で見させてもらいました。
御室御流とあり 仁和寺門跡様の許状でした。
奥伝の巻物は毛筆で書かれています。
生前、一度もこの話しは聞いてないと姉はびっくりしておりました。
水戸から、この静岡の山の中へ来ては 中々お花の話しも解り合える人も居なかったろうし、戦後は仕事と子育て一筋だったと思います。
お母さんの宝物、お嬢さん美智子さんの夢がいっぱいの宝物をお供えして、呑気な嫁ではありますが、お母さんのこと、偲ばせてもらいますね。
Posted by 朝日園 at 23:00│Comments(3)
この記事へのコメント
木槿きれいですね。
私は引っ越しの際木槿のすべてを置いて来てしまい、今は白の八重の木槿しかありません(蕾をいまだつけてないのですが・・)。
宗旦木槿もなくしてしまいました。
また一枝おわけいただけませんか?
挿し木してみたいともいます。
夏は木槿ですね。
木槿がないと床の間が寂しい。
私は引っ越しの際木槿のすべてを置いて来てしまい、今は白の八重の木槿しかありません(蕾をいまだつけてないのですが・・)。
宗旦木槿もなくしてしまいました。
また一枝おわけいただけませんか?
挿し木してみたいともいます。
夏は木槿ですね。
木槿がないと床の間が寂しい。
Posted by 宗昭 at 2011年07月11日 23:34
次回のお稽古の時、宗旦木槿一枝お持ち致しますね。
お里帰り!です。
やはり夏は木槿ですね。
お里帰り!です。
やはり夏は木槿ですね。
Posted by 朝日園 at 2011年07月13日 21:05
ありがとうございます。
もし一枝いただけましたら、早速挿し木してみますね。
つくといいんですが・・・
もし一枝いただけましたら、早速挿し木してみますね。
つくといいんですが・・・
Posted by 宗昭 at 2011年07月16日 23:45