2011年08月26日
さようなら
主人と同級生で幼なじみの親友、お医者さんの高木先生が亡くなられた。
訃報を聞いた夜主人は高熱をだし、翌朝私も立っていられない程の不調に陥り、その日は二人バジャマで休んだ。
お嫁さんの作ってくれたオジャと夕飯の鷄の水炊きはお腹に熱くしみました。
先生を追うように、我が家の猫のハナもあの世へとたびだって行った。
ハナはアメショーとチンチラを両親に持ち、頭の良い上品な美猫だった。
お魚は嫌いでハムが好き。甘いケーキも好きで、私が、夜やっと自分の時間になり、お茶しながら新聞等に目をとうしていると、そばに来て甘い物をおねだりしたものでした。
地域のみんなの信頼を一身に受けていた先生、会えば冗談ばかり言っていた、オチャメな先生、うちのハナもいったから一緒に連れてってね。
先生のお通夜の晩、お別れにきた、うちの娘、息子夫婦、姉、知人、みんなでチキンカレーを食べました。病み上がりでフラフラしながら、昨日の残りの材料で作ったカレーでしたが、先生のことあれこれと語り合いました。
写真はその時付け合わせにお出ししたミニトマトの甘酢漬けです。
先日、お大日山の諦真尼様から、伏見甘長、いんげん、きうり、ミニトマトをどっさり戴いたのです。
その時料理法を教わりました。
ミニトマトを熱湯で3秒くらい茹で笊に取り冷水にさらしてゆむきします。
それを好みの甘酢に漬けて30分くらい冷蔵庫で冷やして食します。
至って簡単なのにすっごく美味しい!
若奥様が作って下さるんですって!
皆さんもお試しあれ。
アマナガ、素焼きも美味しいけれど、オリーブオイルでいためて、胡椒してツナをいれて、お醤油を回しかけるのもアリです。
午後4時ころ先生への涙雨、イヤ号泣の土砂降りがありましたが今は止んでコウロギの鳴く声か聞こえてきます。
先生、覚えてますよ、何年か前、まだ景気の良かった頃、我社の社員旅行で越前の越野村の水仙を見に行ったとき、芦原温泉の宴会で好きになった人を唄って、盛り上げて下さいましたね。
さようなら、先生、さようなら、ハナちゃん。
Posted by 朝日園 at 22:45│Comments(0)